水曜日, 10月 27, 2004

目指せ、災害救助犬!

会社の田村さんが新潟の被災地から帰って来た。奥さんの実家が長岡で救援だか様子見に行ったらしい。車で行って道は寸断されていたらしいが福島の方から何とか入れたらしい。奥さんのご実家は一応大丈夫だったらしいが親戚の家が全壊と半壊だと言うことで荷物の運び出しなど頑張ってきたらしい。
私は今週思いっきり仕事がヒマ。なのになぜ私は新潟の被災地にボランティアに行かないの?仕事がないんだから会社なんて休んじゃえばいい。テレビでは被災地には誰にでもできる作業がたくさんあると報道している。(実際、荷物運びぐらい私にもできそうだ。炊き出し補助ぐらいもできるだろう。)
日々、罪悪感が私を襲う。仕事が忙しくなってくれさえすればこんな気分ともおさらばできるんだろうけど。

今回は出動できないけど次に何かがあったときのために、キヨハラを災害救助犬に!と考える。少々飛躍しているけど、キヨハラの譲渡を受けた時にもらったOPDESのパンフに災害救助犬のことが確か載っていた。で、そのときも「キヨハラを災害救助犬に!」と思ったのだ。

初等訓練済み犬として譲渡を受けたもののその後の飼主とのアマアマ生活で、その訓練で覚えたことも既におぼつかなくなっているキヨハラ。
服従訓練からぼちぼちやっていきましょうという事なら最初のURLの団体に入るのがよさそうだ。訓練も都内や近郊でやっているようだ。
2番目のURLの団体のサイトには「倒壊家屋にできた狭い隙間でも活動できる小型犬種の災害救助犬育成にも力を注いでおります。」と書かれてあり、実際パピヨン、柴など認定犬として登録されているらしい。パピヨンにいけるなら、キヨハラにもいけるでしょう!でも公認訓練所は一番近くて30km彼方。春日部市のなら東北自動車道の岩槻インター降りたとこから遠くないし高速飛ばしていけば片道40分ぐらいかな。(そうすると高速代だけで一往復で2500円ぐらい掛かるけどね)OPDESで見たときは預託訓練だと書いてあった気もするけど、とりあえず電話でも掛けてみようかな。
3番目のURLの団体が一番本格的な感じ。私が当初「キヨハラを災害救助犬に!」と思ったのは、いろいろな被災地(トルコとかメキシコとかイランとか)に行けちゃうから帰りに観光でもという不純な動機からだった。ここはそういう被災地に出動実績があるらしい。でも写真で見る出動した犬たちはラブばっかだった。仮に私が猛訓練の末、火事場のバカ力的パワーを発揮して認定試験に受かりハンドラーになれたとしてもキヨハラと行けなさそうじゃん。でもここは通信講座があるというのが魅力。兵庫県の本部のあるとこで自分の犬連れて(または訓練所の犬使って)スクーリング参加もできるらしい。(ただしサイトに乗っている体験談のコース受講者、卒業者は災害救助犬でなくセラピードッグトレーナーを目指しているらしい…)とりあえず資料請求しちゃったけどね。
最後のURLのところは、富山での活動が中心である模様。あと静岡で活動している団体もあった。

http://www.kinet.or.jp/kyujoken/
http://www.jkc.or.jp/rescue_dog/
http://www.japan-dog-academy.com/
http://www.geocities.jp/drdsakaidog/

とにかく目標意識がないと何もしない私。実現できるかどうかの可能性を見極めるというのも一つの目標だ。上3つの団体(訓練所)にコンタクトを取ってみよう。

そしてボランティア。次回の災害時に、(救助犬関係なしに)キヨハラ連れて出動するために、キヨハラをおからなしで下痢しない犬にしておかないと。あるいはキヨハラを預かってくれる先を見つけておく…。

階段トラウマのある犬を災害救助犬にとは、ちゃんちゃらおかしいかな。でも「百里の道も一歩から」だ!