月曜日, 10月 25, 2004

中越地震をかすかに感じて

新潟中越地震の余震が続いている。
本震の時には車の中だった。(揺れは通常の状態のようには感じなかった)動物病院の診察室で震源地ではマグニチュード6レベル(こちらでは震度2-3)の余震があったとき、キヨハラは診察台の上で「先生!看護士さん!こんちには、こんにちは!」とばかりにくるくる回っていた。当然揺れもわかるまい。その他のここ東京都足立区で体感できる余震にもキヨハラは特別な行動は起こさなかった。ちょっと前の大きめの地震のときもそうだった。様子をうかがう素振りをみせるだけだ。今まで彼が経験した地震は彼に対して何の害ももたらさなかった。
彼にとって震度3-4の地震より、車の中、助手席で突っ立っている時にで急ブレーキ掛けられてダッシュボードに突撃させられるほうが余程恐怖だろう。

「仕事も暇だしボランティアに行くといいかな。」と思ったりしたけど寒がりで非力で疲れやすい私がお役に立てるのだろうか。第一キヨハラはどうする?(連れて行けても、おからがないと下痢しちゃう。おからは持って行ってもすぐに腐っちゃう。)などと思いすぐ断念。
中越の皆さん、お役に立てなくてごめんなさい。

ちょっと前にMLでふーじーさんが災害対策の投稿をしていた。「PEPPY」か「クリニッククラブ」かの記事にも災害時にペットをどうすればいいかについて書いてあった。やはりふーじーさんが書いていた様に犬はちゃんと繋いで一緒に避難すべきらしい。
私の意見としては、どんくさかったりパニクりやすかったりする飼主たちに行動を制限されてキヨハラが避難するのでは、ある種、心中を強いているように思ってしまう。繋いで避難するのは気が進まない。
いくらキヨハラでも災害のただならぬ状況で猫を見つけて吼えながら跳んでって帰って来ないなんてことはないように思うのだが。人様に迷惑を掛けちゃいけないという社会的道義では繋ぐことによりキヨハラが生存できないリスクが増えたとしても繋いで一緒に避難しなけりゃならないんだろうなあ。

昨今のペットブームだが避難中の人々がTVで映し出されていてもペットが一緒というのは見た記憶がない。どうなっているんだろう?

ともあれ今朝の会社の朝会で、課長が「家庭でも災害対策を。」を仰っておられた。会社で言われたことは聞くことにしている主義の(それが仕事で報酬を得ているものの務めと信じる)私としては、災害対策をしようと思った。

空いているバッグに災害基本グッズを詰めて、さらにキヨハラのドッグフード3日分ぐらいと使っていない餌椀、リード、カラー、ンコ取りバッグを入れておこう。